2月21日の、土佐の地酒清酒「酔鯨」を楽しむ夕食会には、大関酒造時代にお世話になった鹿児島の吹上焼酎と、新潟の越後酒造の友人もやってきます。
吹上酒造を担当したのが、今から32年前で、まだ焼酎ブームになる少し前で、焼酎と言えば臭くて本当にアルコールがないと困る人の飲み物のようなイメージの時代でした。鹿児島には清酒工場もなく、酒といえば芋焼酎で、香りも当時は強烈でした。鹿児島空港から鹿児島市、そしてバスを乗り換え吹上焼酎のある加世田市(現在南さつま市)へ向かいました。本当に田舎で、周りはラッキョウ畑とサツマイモ畑で、飲み屋さんに行くのにもタクシーで20分ぐらいかかるようなところでした。
当時、新しい減圧蒸留機を入れて、軽い味わいの焼酎を造り始めたのも今になってはいい思い出です。
越後酒造は、高知へ帰ってきてからも何回か行きましたが、今年は 吹上へも行ってみたいと思います。
おしゃれなボトル 吹上デコ